January 24, 2007

大家との戦い (2)

2、問題になりうること:ペットをアパートで飼う

我が家は愛犬のラブラドールと一緒に住んでいます。日本からつれてきました。日本では「ペット可」の物件を探すのにとても苦労したので、フランスでも大変なのかな、と心配していました。で、アパートを探す際、不動産屋にきちんと説明しました:「大人二人と、犬1匹で住める、1ベッドルームのアパルトマンを探しています」。

後でわかったことですが、この不動産屋、全然これを大家に説明していなかったようです。つまり、大家は私がアパートを出るまで、私は一人でここに住んでいると思っていたようです(最後まで、mademoiselle と呼ばれていました)。まあ、それは別にいいのですが。

でも、この不動産屋が大家にきちんと説明したかしていないか確認するということはそれほど重要ではありません。なぜなら、フランスの法律で、全ての借主には、動物を飼う権利が認められているからです。私が借りたような、meublee(家具つき)のアパートなどだと、「犬禁止」というように広告に出ている場合が多いのですが、たとえ賃貸契約書に「犬禁止」という条項があったとしても、それは無効なんだそうです。

また、日本のように契約書に、この部屋には誰々が住むと記さなければならない場所はありません。 ですから、私が ①配偶者と ②犬と 一緒に住んでいたことを大家が知らなかったとしても、これは問題となりえない、ということです。