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March 10, 2011

Candi Borobudur

ユネスコの世界遺産に登録されているボロボドゥール寺院遺跡群は、ジョグジャカルタから40キロくらいはなれていて、車で片道1時間かかります。Alam Bahasa 語学学校のフィールドトリップとして、行きました。8世紀に建設されたこの寺院は、仏教のもの。3壇に分かれていて、階段とドアが東西南北各方向にあり、正面がありません。下の2壇にはとても細かい、仏教説話にもとづいたレリーフが彫られていて、欠けているところも多いものの、見事でした。一番上の壇には仏塔と仏像がありますが、一番上までには、2011年6月まで行かれません。2010年のムラピ山噴火と影響で灰の被害を受け、現在清掃中だからです。ユネスコのこれに関する記事は、ここを参照。

語学学校の先生の説明はインドネシア語と英語が混ざっていて残念ながら全て理解することができませんでしたが、ボロボドゥールの近くには2つの他の寺院があり、この3寺院は一直線に並んでいるそうです。また、インドネシアにはこの寺院が建てられた後、ヒンズー教が紹介されたけれど、カースト制がインドネシア人には合わず、後に入ってきたイスラム教が定着したそうです。

黒灰色の寺院と、周りの豊かな緑、そして空の青のコントラストが印象的でした。


平日に行ったので一般的な観光客はそれほどいませんでしたが、遠足の学生がたくさん。観光客が多いから週末を避けるようアドヴァイズされましたが、平日もかなりの数の子供達がいました。また、とても暑いので朝早めに行くのがいいですし、帽子または日傘が必需品です。インドネシアに住んでいる証明ができるKITASがあると、入園料が安くなります。

また、安物のお土産を売る人たちに付きまとわれるのと、出口にあるお土産屋の多さには、ちょっとびっくりしました。インドネシアの観光地の出口にはかならずたくさんのお土産屋があり、それを通らないと出られません。店の人たちはかなり強引に声をかけてきます。

2002年にカンボディアのアンコール・ワットに行きましたが、それと同じくらいくらい感動した場所でした。

Yogyakarta での語学研修

2月、2週間語学研修のためジョグジャカルタに滞在しました。これは私の職場が半分負担してくれる研修制度で、新しく来イした外国人職員がそれを受ける権利があります。インドネシアに来て10ヶ月、ようやく研修に行く余裕ができました。実際のところインドネシア語ができなくてもジャカルタでの生活にはそれほど不自由しないといのですが、やはりちょっとは知っておくと当然便利。ほんのちょっとだけでも現地語で意思疎通ができるようになるのは現地人に対する礼儀ですし、よかったです。

ジョグジャカルタといえば、ジャヴァ文化の中心地。バティック(更紗)や影絵芝居でも有名ですし、ボロブドゥール遺跡やプランバナン寺院群などの遺跡もあります。市内にはクラトンと呼ばれるスルタンの宮殿や水の宮殿もあります。

ジャカルタよりずいぶん規模は小さい町ですが、車やモーターバイクの量の多さは同じくらいに感じました。ただ、小さい分歩きやすい環境でした。毎日ホームステイ先から語学学校まで1キロくらいは歩き、健康的な生活を送ったような気がします。

我々が通った語学学校 Alam Bahasa は、主にマン・ツー・マンの授業で、一日6時間、2週間で合計60時間のコースをとりました。1日2時間の授業が3回、毎授業先生が変わります。最初の週は6人の先生がいて、それはちょっと多すぎるということで2週目は先生を4人に減らしてもらいました。ここの先生、上手な先生も多いのですが、あきらかに慣れていない先生もいて(アルバイトに多いよう)、それはちょっと残念でした。また、毎日すごい量のボキャブラリーを学ぶので、毎晩苦労しました。この60時間コースを修了すると、「Communicative Beginner」の修了証をもらいますが、まあ正直言って、このコースを修了して初めてインドネシア語の奥深さを知ることができた、という感じです。とりあえずタクシーや買い物、レストランで注文するのに不自由しない程度のレベル。

ジョグジャカルタ滞在中は、ヘルさんの家でホームステイしました。ここはホームステイというよりは、下宿という感じ。合計12の部屋に、主に語学学校の生徒(我々が通った Alam Bahasa と、ライバル校の Wisma )が泊まっています。外国人が多いため、またホストファミリーが皆英語ができるので、あまり語学のためには効果がなかったのです。が、とても料理が美味しく、毎日夕飯を楽しみにしていました。

これからは、滞在中訪問した観光地の情報をアップしていく予定です。

photo taken from http://www.yogyakartadiscovery.com/

September 6, 2010

Pelabuhan Ratu の Ocean Queen Resort

また行ってきました、海への週末旅行。今回はジャカルタから南へ Pelabuhan Ratu まで下りました。泊まったのは、この漁港から西に10キロちょっと離れたとこにある、Ocean Queen Resort。この近辺にはいくつか外国人向けのリゾートがあるのですが、7月に行った Tanjung Lesung Sailing Club と同様、ここも Family Guide to Jakarta で推薦されていたし、なにしろ海の目の前のロケーション、犬OKということで、ここに泊まることにしました。

ここのビーチは波が強く、ちょっと泳ぐには適していませんが、バンガローのテラス、または砂浜にあるバンガロー専用の東屋に座っていると、波の音に癒されます。バンガローに配属されているハウスボーイが、Pelabuhan Ratu の魚市場まで買い物へ行き、ロブスターや魚、えびやいかなどをBBQしてくれるのが最高!また、ハウスボーイ経由でお願いすると、一時間なんと 40,000 IDR(約3,700円)でマッサージを体験。とても気持ちよく、金・土と2回もお願いしてしまいました。バンガローは広く、シャワーはお湯が出るし、キッチンも整っている(2つのガスコンロ、冷蔵庫・冷凍庫、食器や料理道具など)施設は快適でした。プールも広く、子供用のプールもあって、家族で楽しめました。

残念だったのが、レストランの食事。美味しくないだけでなく、食器が洗剤臭く、2回食べてあきらめました。バンガローにキッチンがあるので食事はBBQだけにし、自炊するのが無難でしょう。あと、蚊が多いのに蚊帳がなく、エアコン付きのバンガローで締め切っていたのに、蚊に悩まされました。深夜2時過ぎまで騒いでいる若者や、プールの入りながらタバコを吸ったりお酒を飲むマナー違反の人たち、バンガローのすぐで物を売る子ども達もちょっとうるさかったです。残念。私のTrip Advisor のこのホテルのレビューはここを参考。

ジャカルタの生活は意外とストレスフルなので、1ヶ月に1回は週末旅行をエンジョイすることにしようと思っています。今回の Pelabuhan Ratu はジャカルタから来るまで4時間半、170キロ(細い道を使って近道すると150キロ)。そのうち高速は1時間ほど。高速降りてから途中で渋滞する町が2つあるのと、中間地点で休憩が取れるところがないので、ちょっと行き辛いです。また、ビーチも子どもと楽しく水遊びという感じではないのが残念。Pelabuhan Ratu と Ocean Queen Resort の間にある、Samudra Beach が一番静かなビーチということですが、それでも波はあり、娘は残念ながら水に入りたがりませんでした。彼女がもうちょっと大きくなるまでは、この海は無理かな。


July 19, 2010

Tanjung Lesung Sailing Club

ジャカルタに来てから初めての週末旅行は、ジャヴァ島西海岸にある、Tanjung Lesung でした。ここはホテルや別荘などがあるリゾート地で、我々はその中で Sailing Club に泊まることにしました。私がよく参考にしている Family Guide to Jakarta でよいレヴューが書いてあったし、このリゾートのホテルはネットで調べる限りそれほど評判がよくなかったから。

天気にそれほど恵まれなかったけれど、とても楽しく時間が過ごせました。宿泊用のコッテージは、2ベッドルームと1ベッドルーム。値段はエアコンが両方のベッドルームについている2ベッドルーム、1つの部屋にしかついていない2ベッドルーム、そして1ベッドルーム(エアコン無し)の順に高い。今回は1つのエアコン付きの2ベッドルームコッテージにしましたが、1ベッドルームで十分かな、と思いました。夜は風が通って涼しいので、エアコンはいりません。

ペット可で、子供フレンドリーなのもいいです。子供好きなスタッフが娘を面倒みてくれたので、おかげで我々二人でセイリングや海水浴を楽しむことができました。砂浜には珊瑚や貝がたくさんあるので、海に入るまでがちょっと足の裏が痛くなります。また、ちょっと入るととても細かい砂(粘土のよう!)になっています。ここの砂浜で歩くには、かかとがあるビーチサンダルがあった方が便利。あと、蚊取り線香、蚊よけネットと網戸はコッテージにありますが、蚊もすごいので蚊よけも忘れないよう。

オーナーの David さんはアジアに30年以上住んでいて、13年前からここに住んでいるそうです。とてもフレンドリーでおしゃべりで、色々なお話をしてくれました。この Sailing Club の施設はシンプルでテレビなどもないので、インドネシア人のお客さんはあまりいないそうです。また、レストランの料理は美味しいのがうれしいです。お勧めは、カラマリ、豆腐のから揚げ野菜詰め、バナナのてんぷら。子供用のメニューのフィッシュフィンガーも美味しかった。 David さんはベジタリアンなのでベジタリアンメニューも豊富でした。冷凍品は一切使っていなく、全て1から作っているようです。

ホームページにはジャカルタから3時間と書いてありましたが、行きも帰りも約4時間半かかりました。高速を Serang で降りてからの約100キロの一般道が長い。それほど道もよくないし、広くない道にバスやバイクを追い越しながらの道のりは結構大変でした。Sailing Club のメンバーになると、宿泊費や船のレンタル代が安くなります。現在60人くらいのメンバーがいるそうです。もうちょっと近かったらもっと気軽に行かれるのに。 それでもできれば頻繁に行きたい、weekend getaway です。