January 8, 2010

ステンドグラス 初めての作品

ずいぶん前のことですが、2009年2月に始めたステンドグラス、5月にようやく終わりました。途中写真を撮らなかったので工程を全て見せることができないのが残念。ガラスを切り終わった後は、やわらかい鉛でできたフレームにガラスをはめていきます。この過程は、どんどん作品ができていくので、とても楽しく早く進むことができました。ここの一番の難関は、「工」の形をしているフレームをきちんと開けて、ガラスを入れること。つなぎめ(フレームとフレーム同士が交差する部分)は特に注意しなければなりません。

右の写真は、この作業に使うツール。
左の写真の真ん中にあるのは、鏡。壁の写真が映ってしまってちょっと見難いですね(ちなみに、壁の写真は全て、このアトリエで作られた作品)。


さて、この作業が終わったら、すべてのつなぎ目をハンダゴテで固定しなければなりません。この工程もかなり大変。「ハンダゴテで作品がきれいになるか醜くなるかが決まる」

と先生に言われ、かなり緊張しました。

これが終わったら、全てをきれいに磨きます。

完了したこの鏡、リビングの窓に飾ることにしました。夕方になると日が入って、とてもきれいです。

さて、次はコーヒーテーブルを作ることにしました。これには曲線もあるので、うまくガラスが切ることができるかが不安です。

January 4, 2010

あけましておめでとうございます / Happy New Year / Bonne Année 2010


2009年に釧路湿原でとった、2重の虹です。
2010年が皆にとって、よい年になりますように。

This beautiful photo of a double rainbow was taken in Kushiro Wetlands, Hokkaido.
May the year 2010 be filled with happiness, wonder & new discoveries for everyone.


December 28, 2009

パリ最後のクリスマス

5年半住んだパリ、来春に発つことが決まりました。4月からはインドネシアのジャカルタ勤務になります。フィールドでの勤務経験を長い間希望していたので、とても楽しみです。

そこで、パリ最後のクリスマス。我々はクリスチャンではないのですが、毎年この季節にお店に並ぶ美味しいものだけは満喫しています。今年はちょっと奮発して、3日に分けてご馳走にしました。

まず最初の日は牡蠣とエビ。フランスのオイスターは本当に美味しいのです。6年前、パリでのこの仕事のインタビューに来たとき初めてフランスのオイスターを食べ、「こんなにおいしいオイスターを食べられるのなら、この国に住んでもいいかな」と思ったのを覚えています(大学3年の時にパリ旅行へ来た際とても嫌な経験をしたので、もうこの国には来るもんか!と思っていたのですが)。オイスターは北のノルマンディー地方で養殖しているようです。また、パリの魚屋さんで並ぶえびは、マダガスカル産です。

次の日に作ったのは、トリュフのリゾット。トリュフは生まれて初めて食べました。とても香りが強いきのこです。1キロ1600ユーロしますが、普通は一人10グラムほどのようです。薄く切って、パルメザンチーズだけで味付けをしたリゾットの上に最後に乗せました。チーズは味があまり濃くないもの(マスカルポーネチーズなどの)のほうがいいようですね。スープはにんじんとキクイモ(この季節になると八百屋に良く並ぶ、Topinambourという根菜)のもの。あと、「いなかのパテ」(ぶたの内臓系のものです)とフォアグラ。 今年はフォアグラ用のパン(ナッツやドライフルーツが入っている)をモアザンで買いました。

3日目には、ほろほろ鳥を厚いホーロー鍋に入れて、オーブンでローストしたもの。このレシピは「ル・クルーゼで、つくりたい料理」という本の載っていたもので、とても簡単なので定期的にチキンで作っています。

そして忘れてはならないのが、クリスマスケーキ。去年は Pierre Herme のを買いましたが、今年は値上がりした(4人用で44ユーロ!)のと、ネットで予約できるケーキの種類が限られていたのとの理由で、 Lenotre のにしました。予約しなかったのですが、24日の朝10時ごろお店にいったらもうケーキやお惣菜を買うために待つ人で一杯。6種類くらいあった中、Mandarin というみかんとヘーゼルナッツ味のものにしました。4人用で36ユーロ。これは本当に美味しかったです。



さて、2回目のクリスマスを迎えた June ですが、今回は私達と一緒に、ほろほろ鳥、ポテト、リゾット(トリュフ抜き)、にんじんとキクイモのスープをたくさん食べました。最近とても食欲旺盛で、おいしそうにパクパク食べていました。

さて、来年のクリスマスは、インドネシア。イスラムの国ですが、キリスト教の祝日も休みだそうです。どのように祝うのでしょうね。

December 18, 2009

ホメオパシー

風邪を立て続けに引いてしまって体調が優れない。授乳を続けているので普通の薬はもちろん、いつも体調が悪いときに飲むハーブの薬も極力避けるようにしている。ということで初めて、ホメオパシーのお医者さんへ行ってきました。

パリでも規模が大きく優秀なホメオパシーの医者が集まっていると評判が高い Centre de Sante Hahnemann へ連絡。電話した二日後に予約が取れたが、ここは保険もきくし、小児科もあるので、待合室には結構待っている人が多かった(実際20分くらい待った)。

私を診てくれた先生は、蝶ネクタイをつけた年配の男の人。まず座ったら、「どうしましたか」という質問がユニーク。英語で言えば What can I do for you? ではなく、 What can I try to do for you? という風に、謙遜した感じでした。また、診察室にいる最中はずっと丁寧な口調(すべての質問の前に、s'il vous plaît と言う)。覚えている質問がいくつか:

- 咳は外にいる寒いときと、室内にいる暑いときと、どっちがでるか
- 喉の痛みは、つばを飲み込む前と、飲み込む後と、どちらがひどいか
- 鼻水はうすくて流れるような感じか、硬いかんじか
- 咳をした後に、耳が痛くなるか
- 鼻をかんだ後にも、まだつまっているような感じがあるか
- 喉が痛いときや咳をするときに、頭痛はするか
- 生理の始まりと、喉の痛みは、関係があるか

ん?と数秒考えないと答えられない質問が多かったですね。

処方されたレメディは、

朝
Mercurius Corrosivus (毎日)
Sticta Pulmonaria  (月・水・金)
Corallium Rubrum (火・木・土)

夜
Capsicum Annuum  (毎日)
Hydrastis Canadensis  (月・水・金)
Kali Sulphuricum  (火・木・土)

今回だけでなく、今後このように風邪になったら必要な時に飲む。さて、果たして効き目はあるのでしょうか。

最後の方に聞かれたのでびっくりしたのは:あなたは、几帳面(méticuleuse)な性格か?という質問。

さて、私はこの質問に何と答えたでしょうか?

November 19, 2009

The danger of a single story

A friend recently forwarded me the link to a very inspiring speech by one of my favourite authors: Chimamanda Adichie, whose novel, Half of A Yellow Sun, I reviewed over a year ago.

What really rang true was what she said about stereotypes:

The single story creates stereotypes. And the problem with stereotypes is not that they are untrue, but that they are incomplete. They make one story become the only story.

It is so easy to fall into this pitfall, because it is so easy to read, understand, and believe in, one story. Not succuumbing to stereotypes means going through the trouble of reading multiple stories, in order to capture diversity.

As I embark on a new voyage next year, I must remind myself constantly of this danger.

I also must do everything I can, to make sure that the things I introduce to June, all books I give her, tell multiple stories.

October 30, 2009

Happy Birthday

Dear June,

I cannot believe that it's already been one year since we welcomed you to this world.

When you came out of me that day one year ago, you looked at me, and I was astonished—not only by how small you were, but also, how large your eyes were. You stared at me with those big, liquid eyes, as if to ask: who are you?

You were seven weeks old when you gave me that first smile, and nine weeks old when you first squealed with laughter. Do you know that every time you smile, or laugh, it makes me happy as well?

At 10 weeks, you were ready sleeping through the night. I was so worried about that—could not believe how you could go without anything to eat for six hours or more—but of course, you were just trying to let us sleep!

You were not even 3 months old when you doubled your birth weight. I was so proud of you, and I must admit, with myself too, for being able to nourish you.

You were not even 17 weeks old when I went back to work, and left you with the nanny. I had to wipe tears away from my eyes after I left you, but you were having a good time!

You rolled over at 4 months. That's when we realized we can no longer leave you on our bed alone.

You took your first plane ride—an overseas trip, to Turkey—when you were 19 weeks old. This was also around the time when we could no longer eat in restaurants while keeping you sleeping inside the sling.

At 23 weeks, you went swimming for the first time. I hope you enjoy the baby swimming sessions every week, as much as we do.

At six months and one day old, you had your first solid food—rice gruel. Since then, you have enjoyed a variety of foods, but rice remains your favourite.

You took your second plane ride—another international trip, this time to Sweden to see friends—when you were 7.5 months old.

Crawling was an east feat for you, at 8 months. Your pincer grasp also developed about the same time. You wanted to grab every little thing you found, even trying to pick out the wood grain on our hardwood floor!

You first teeth—two bottom teeth—came out when you were 8 months and 1 week old. I was afraid you were going to bite me when you nursed, but to this day—you now have four upper teeth coming out—you have not.

I was so nervous before the trip the two of us took together to the US, when you were a little over 8 months old, but you were such an angel both during the plane ride and in your first car ride! I was able to concentrate on my studies while you stayed in daycare. Thank you. Unfortunately, though, you did not like swimming in the ocean.

At 9 months, you pulled yourself up in the standing position. You are now able to do that without the help of anything to hold on to.

You made us so proud by being an angel (again!) during the 12-hour plane ride, to and from Japan, at 10 months old. We hope you enjoyed meeting your grandparents, uncle, aunts, and cousins. You also went on your first canoe ride in Japan; the trip over the water was so soothing for you, you fell asleep after half hour.

You were 11.5 months old when you put your head under water in the pool. How surprised you were!

I hope you are as proud as we are of all your achievements up till now.

The biggest achievement, though, is all the joy you have given us. Every day we spend with you is a blessing.

Happy birthday, June. We look forward to sharing your happiness for many more years to come.

October 16, 2009

SIGG の裏切り


日本でもよく売られている、SIGGのウォーターボトル。このメーカーが、つい最近、ボトルに使っているライナーに実はBPA(ビスフェノールA )が入っていることを認めたのは、日本語のメディアであまり知られていないのでないでしょうか。

SIGGのボトルにBPAが入っている!というニュース(The SIGG BPA Confession)を目にした私は、SIGG Switzerland に問い合わせしました。受け取ったメールによると、

-->
To our knowledge, we at SIGG have never advertised our old liner bottles as being BPA free. Sometimes SIGG retailers or journalists will hear the “no leaching of BPA” message and inadvertently shorten that in their communications to “no BPA” (italics are mine)
-->

我々が知っている限り、わが社はSIGGボトルのライナーがBPA入っていないと宣伝していない、ということ。つまり、我々じゃない人たち(または媒体)によって宣伝されたことは、知らない、ということですね。その宣伝によって、SIGGはかなりの利益を得たはずなのに。

私がSIGGのボトルを買ったのは、去年の夏、東京へ出張したときでしたので、さっそくSIGGを扱っている会社、株式会社スター商事に連絡を取りました。すぐに交換してくれ、それ自体には満足しているのですが、疑問点がいくつか。

株式会社スター商事の方からいただいたメールには:

-->
この度はご迷惑おかけして誠に申し訳ありませんでした。
弊社でボトルの交換はさせていただきますが、内部コーティングがブラウンのものになります。
www.MySIGG.com/linerこちらでご確認ください。
また以前のコーティングでもコーティング内にBPAが少量混入しておりましたが、飲み物には100%溶け出したりはする恐れはございませんので人体への影響はございませんのでご安心ください。
交換の場合はお手数おかけ致しますがお客様のボトルを弊社までお送り下さい。
到着次第新しいものをお送りさせていただきます。
宜しくお願い致します。
-->

と書いてありました。しかし、BPAは溶け出しているという実験の結果があるのです(Vom Saal claims BPA leaching in SIGGs)。何を根拠に、株式会社スター商事の方は「飲み物には100%溶け出したりはする恐れはございませんので」とメールに書いたのでしょうか。

さらに、先月(2009年9月)に横浜の東急ハンズに行ってたくさんのSIGGボトルが売られているのを目にしてびっくりしたのは、この古い(BPAが入っている)ライナーのボトルがまだたくさん売られている、ということ。それに関して問い合わせをしたら、

-->
お問い合わせの旧コーティングのSIGGボトルの店頭販売の件ですが、これらのボトルはBPAが溶出することは100%ありませんので販売は継続しております。現在USAでおこなっている交換プログラムは、製品の不良、欠陥によるリコール回収ではなく、米国SIGG社が自主的におこなっているサービスの一環でありますことをご理解ください。 日本を含めた世界の国々では、製造年に関係なくSIGGボトルは人体に悪影響を及ぼさない安全なボトルであるとの見地から旧コーティングのボトルの販売を継続しております。 ただ、旧コーティングのボトルは在庫が限られておりますので随時新コーティングのボトルに切り替えてまいります。 
-->

という返事をいただきました。これはつまり、日本ではあまりこの事実(つまり、BPAがライナーに入っているということ)が知られていないので、そのまま続けて売っている、ということでしょうか(株式会社スター商事のこの件に関する正式な文章は、ここでアクセスできます。しかしこの文章、株式会社スター商事がやっているSIGGのホームページでは、見つけることができませんでした)。

ちなみに、日本て買える新しいライナーの商品は、商品ページを開けて上から

  • エコメッシェージボトル
  • シンプリーエコロジカル
  • トラベラーデザイン(ピーコック、アンダーシーポエトリー、フラワーガール、ダンシングフレーム、ウィールズオブカルマ、スクエアペグ)
  • アクティブデザイン(バタフライナイト、インヤン、アンダーウォーターラブ、カレイドスコープ、オリエンタルサマー)
  • トラベラーデザイン(マハターコイズ、マハレッド、マハバイオレット)
だそうです。

エコビジネスとしてかなり儲かっているSIGG。裏切られました。

もう私は、買いません。