March 26, 2009

ステンドグラス

最近クリエイティブなことをしてみたいと思い、ステンドグラスの教室に通い始めました。初めてステンドグラスを見たのはオーストラリアに引っ越してでした。シドニーの小学校の美術のクラスで、偽ステンドグラス(色つきセロファンと黒い厚紙を使ってつくったもの)を作って以来、教会にあるような本物のステンドグラスを作ってみたいな、と思っていました。20年後、ようやく夢がかなったわけです。


我々が住んでいる地区にはアーティストのアトリエがたくさんあり、1年に一回くらいオープンハウスのようにアーティストがお客さんに自分の作品を見せるイベント「Journees portes ouvertes des ateliers d'artistes」があります。この時発見した、ステンドクラスのアトリエがずっと気になっていました。このアトリエのオーナーの Claudine さんは、近くにある St-Pierre de Montrouge 教会のステンドグラスの修復も担当されている、有名な方のようです。アトリエのホームページ、ちょっと古いのですが、とても美しい作品がいくつか載っています。
このアトリエで宣伝していた、ステンドクラス教室を始めたわけです。 教室は1回2.5時間、45ユーロ。道具や部品などは全て含まれています。だいたい5回で基本的な幾何学的の作品を作り上げることができるということです。
最初のクラスは約3時間。ステップとしては:

  1. デザインを、トレーシングペーパーに描く。この鏡のデザイン(↑)は私が自分で考えましたが、初心者用のデザインのテンプレートはいくつか用意されているので、それを使うことも可能です。

  2. トレーシングペーパーの下にカーボン紙を置き、パターンを厚めの紙に写す。

  3. ガラスの色と模様を決める。

  4. パターンの各ピースに、番号と色を記す。

  5. このパターンを特別なはさみを使って切る。

2回目のクラスでは切ったパターン(→)
を使って、ガラスを切ります。

これが意外と大変で、4回目のクラスが終わった今でも、全て切り終えていません!

まず真ん中(↓)にあるカッターでガラスに切り目を入れ、それにそって手でまたはペンチを使ってパカッと折る感じで切るのですが、意外とコツが必要です。

力加減によってきれいに切れる場合とぎざぎざになってしまう場合があります。ぎざぎざになってしまった時は、電動ヤスリで削らなければなりません。

再来週に5回目のクラスがあるのですが、全て切り終わることができるといいのですが。

ガラスにも色々素敵な色やテキスチャーがあって、ガラス選びがとても楽しいです。

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