February 13, 2007

大家との戦い (3)

3、問題になっていること:水漏れ、汚れ、家具

前回の1、で入居時と退去時の借家現状書がほぼ同じであるということと、2、で私が配偶者と犬と一緒に住んでいたことを大家が知らなかったとしても、これは問題となりえないということを説明しました。

それなのに、敷金は法律で決められている「2ヶ月以内に返さなければならない」という期間を過ぎても戻ってきませんでした。そこで3ヶ月後に私は「敷金を返してくれ」という手紙を書きました。

これに対して来た大家からの手紙には、色々ごちゃごちゃと書いてありました。
① 退去時のアパートがとても汚い状態だった
② 大家の許可無しで犬を飼っていた
③ 備品がいくつかなくなっている
④ 水漏れのおかげで、床を修理しなければならなかった
⑤ 上記①~④のせいで、次の人にアパートをすぐ貸し出せなかったので、3か月分(3000ユーロ以上)の家賃のロスがあった。

したがって、敷金を返すわけにはいかない。むしろ、敷金以上のお金を請求しないだけで、感謝するべきである。自分の起こした無責任な行動に、責任をとれ、など。。。結構ひどい内容の手紙でした。

ここで、水漏れについて、簡単に説明します。確かに、2005年末に水漏れがおきて、アパートの床(フローリング)が歪んでしまいました。でも、わたしはきちんと保険会社に申告しましたし、退出後には直接連絡とれるよう、保険会社と大家の橋渡しもしましたので、私には責任がないはずです。

ここで、2か月分の敷金(2200ユーロ:約33万円!)をあきらめるわけにはいかないので、私は何をしたというと、職場に来ている無料弁護士に相談しました。ここまで、2006年9月ごろです。

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