April 15, 2008

イギリス週末旅行

先週末、イギリスへ行ってきました。ユーロスターでパリから2時間15分の旅。意外と近い!それでも、ベルギーやオランダなどのヨーロッパ大陸の他の国と違って、出国・入国手続きをとらなければなりません。


最初に行ったのは、Woodstock。London から電車で1時間ほど離れたOxford からバスに乗って40分くらいのところです。ここにあるという One Village というフェア・トレードのお店が目的でした。ここは1970年代からフェアトレードのインテリアを中心に販売始めたお店で、まさにフェアトレードの老舗といえるでしょう。ここで買い物が済んだ後、Winston Churchill の生家、Blenheim Palace の敷地内を散歩しました。One Village で会った地元の人に教えてもらって裏門から入ったので無料で入りましたが、正門から入ると正規料金は£9.50(庭だけ、建物も入ると£16.50)するようです。左の写真は、この Blenheim Palace を裏から見たもの。とても立派ですね。今度はゆっくり建物の中も見てみたいです。

夜はミュージカルの Cabaret を観ました。第一幕はちょっとショッキングなシーンが多いのですが、第2幕が閉じた時には、1930年代のドイツ(ナチ政権)のことを、深く考えさせられました。このミュージカルはGoodbye to Berlin という本に基づいたもので、この本を手に入れてさっそく読み始めました。劇場の裏には中華街があって、劇が終わって夜遅く軽く夕食をとるのにぴったりでした。

翌日は Spitalfields Market を散策(もちろん、買い物も)。食べ物から洋服、アクセサリーなどとたくさんのストールがあり、とても楽しかったです。朝食をとってから行ったのは失敗でした。オーガニックのパン屋やテイクアウトのお店もたくさんあったので、今度はお腹をすかして行きます。

ここで気に入ったお店は:

- Piedras: Gillian Glover という感じのいい女性がアクセサリーを作っています。デザインが気に入っているけれど色がいまいち。。。と話していたら、1時間ほどでとても素敵な色合いのイヤリングを作ってくれました。

- Montezuma's: ほとんどがオーガニック・フェアトレードのチョコレート屋。唐辛子やゼラニウムなどの意外な味付けのチョコももちろんですが、普通のダークチョコもとても美味しかったです。

- Verde's: 私の大好きな作家 Jeanette Winterson のお店。外からは昔ながらの食品店のような感じ。中には色々なところから集められた食材が売っていました。Pierre Marcolini のチョコや、日本のうどんや緑茶もありました。

- Komodo: オーガニックの洋服のお店。とてもおしゃれなシャツやドレスがたくさん。店員さんはチベット人で、Free Tibet のシャツもおいてありました。

13年ぶりのロンドン。正直な感想は、パリよりずっと楽しい!オーガニックのお店もたくさんあるし(Tottenham にあるオーガニックスーパー Planet Organic はパリにある Bio co-op と比べられない規模)、パリよりこの面では進んでいる印象を受けました。物価はやはり高いので、いい仕事さえあれば、ぜひ住んでみたいところです。

        
        
これはSpitalfields の近くにある、Brick Lane の美術学校で見かけた駐車場?。ここに車を止めるな、ということでしょうか?

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