December 31, 2008

たくさんの薬

2ヶ月になるJuneですが、毎日たくさんの薬を飲んでいます。まず、Vitamine K1 Roche。これは、母乳を飲み続ける限り、週1飲まなければなりません。次に、Uvesterolという、ビタミン剤(A, D, E, C)。これは毎日飲ませます。

病院から帰宅してちょっとから June がしょっちゅう授乳後に吐くようになり、胃食道逆流症ということで小児科の先生に薬を処方してもらっています。Mopral というのは胃酸抑制薬で、これは毎日一回。Gaviscon は消化不良治療薬で、授乳後に飲ませます。これは1日5回と言われていますが、とてもまずいらしく、飲んだ後の June の反応があまりにもかわいそうなので、3回にしています。Motilium は消化器官・消化管運動改善薬で、1日4回授乳15分前に飲ませます。

フランス人は薬好きです。最近読んだBBCの記事によると、ヨーロッパで一番多く抗生物質を消費しているそうです。東京ではどの街角にもコンビニがありますが、パリでは同じくらいたくさんの薬局があります。普段から極力薬を飲まないように努力していた私は、最近まで薬局に足を踏み入れることはほとんどありませんでした。でも、妊娠して、そして子どもを生んでから、薬局にお世話になるようになりました。

これだけの薬が本当に必要なんでしょうか。確かに June の症状はだいぶ良くなってきました。授乳直後はまだ1日1回くらい吐きますが、以前ひどかった、授乳2~3時間後に消化されかけたものを吐き出してしまう(とても苦しそう)はほとんどなくなってきました。夜中に June の叫び声で起こされることはなくなりましたが、お腹が痛そうなのは相変わらずです。

これだけの薬を飲ませ続けるかどうか、最近悩んでいます。

4 comments:

Anonymous said...

本当にたくさんの薬!

赤ちゃんは思いを言葉にしないから、ああだろうか、こうだろうか、と想像しながらの試行錯誤ですね。

新しい年、BlancaさんにとってはJuneちゃんを通じて沢山の発見がある特別な年になるんでしょうね。

今年もよろしくお願いします。

(あるふぁ)

Blanca said...

あるふぁさん、こちらこそ今年もよろしくお願いします。

愛犬もそうですが、話すことができないのでこちらとしては時々辛いです。June がいまだになぜ泣いているのかうまくよめず、お腹すいているのだと思って食前の薬をあげて、腕の中ですやすや寝てしまうことも何回かあります。まだまだ新米ママですね。

Anonymous said...

おぉー。フランス人が薬好きというのは、
初めて聞きました~。
フランスに限らず、ヨーロッパは町の薬屋が多いなぁ、とは思っていましたが。

それにしても、本当にたくさんの薬ですね!アメリカでも母乳育児をしている場合は、ビタミンKシロップを飲ませるように言われますが、わたしは完全に無視していました。わたしの中では、母乳は完璧な飲み物、という感覚が強く、昔はビタミンKなんて補給されなくても、みんな普通に育っていたのだから、というのが理由ですが、単に面倒だからです。ちなみに、子供たちは二人ともビタミンKの欠乏症により血液凝固欠陥などは全くありません。ビタミンって過剰摂取したときの長期的な作用がまだわかってないことも多いので、わたしは少し慎重です。

考え方って、いろいろなんですよね…。アメリカでも、よく吐き戻しをする子やゲップの多い子は薬を飲まされるのですが(市販で売っている)、わたしはこれにも抵抗を感じ、吐き戻していたのも、ベビーのうちはこんなもんだろう、とタカをくくっていたら、実は食べ物アレルギーだったことが判明したりしましたが。

Blanca said...

そうなんですよ、薬これだけ飲ませるのすごく抵抗があるんです。でも、June は低出生体重児で誕生直後に集中治療室に数日入院していたので、何かがあったらこまると思ってしまうんです。特に吐きすぎると、成長に悪い影響があっても困るな(ただでさえ小さいのに)と。次回お医者さん行く際、相談してみようかと思っています。

えりちんさん、2009年もよろしくお願いします!