November 23, 2007

大家との戦い (7)

さて、8月末に出た判決では大家が完璧に負けたのですが、2ヶ月待っても音沙汰なし。どうしたらいいのか?と簡易裁判所に電話したら、なんと、判決執行のために執行吏 (huissier de justice) に連絡しなければならない、ということ。判決にも書いてあるはずだと言われたのでよく見たら、確かに書いてあったけれど、判で押してあったもので、きちんと押してなかったので半分以上読めなかったのです。さすが、フランス。

さて、この執行吏とはかなり権限があるらしく、差押えや立ちのきとかも執行できるらしい。だから、私が住んでいるパリではなく、相手が住んでいる町の執行吏にお願いしなければならないということ。しかし大家の住んでいる小さな町には執行吏がいないので、近くの大きな町の執行吏を調べて連絡する。事務所の人は「相手の職業は」「支払われなければならない金額は」と電話で確認したし、書類を送った後は「相手の銀行口座を知っていたら連絡して」という内容の手紙が来たので、ひとまず安心。それにしても、この判決執行の費用として150ユーロ支払わなければならなかった。これは戻ってこないらしい。今年中にお金が戻ってくるのであろうか?

ということで、まだまだ、大家との戦いは続く。

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