September 28, 2008

フランス南部旅行:モンペリエとエグ・モルト

今年の夏は2週間弱の間、フランスの南部へ旅行しました。メインは後半のプロヴァンス地方でしたが、そこへ行くまでにリヨン、それからモンペリエ→エグ・モルト→ニーム→ポン・デュ・ガールと行きました。つまり、旅行の前半のテーマはローマ遺跡。

リヨンは昨年行った際ブログに書いたので、今回はモンペリエから。

Montpellier は10世紀に発達したローマ時代の町。ここの旧市街は迷路のように細い道が入り組んでいて、とても雰囲気が良かったです。

Montpellier のファーブル美術館 Musee Fabre では、パリで見逃してしまった Gustave Courbet の特別展を見ることができ、ラッキーでした。でも平日に行ったわりには混雑していて、1時間近く並びましたが。Courbet は挑発的な女性のヌード絵で有名ですが、私は海の風景画が一番気に入りました。ファーブル美術館からコメディ広場 place de la Comedie までの遊歩道・公園、緑が多くお勧めです。暑い日だったので噴水で子どもたちが遊んでいました。

もう一つお勧めなのは、18世紀にできた、Promenade du Peyrou 公園の散歩。旧市街の西端にある凱旋門から西へ、水道橋まで続きます。一番上の写真は、集水場 Chateau d'eau から見た、凱旋門と promenade du Peyrou. 右にあるのが、Eglise Ste-Anne 教会の塔です。この集水場の裏にあるのが、水道橋の Aqueduc St-Clement. Pont du Gard と違って、上の水路がよく見えます。

次に行ったのは、Aigues-Mortes. Montpellier から40キロほど南東に行ったところにあります。ルイ9世が13世紀に造った町で、立派な城塞が町を一周しています。Tour de Constance 塔から入り、城壁の上を歩くことができます。上の写真は、塔の上から見た町。写真の奥に見えるのが、エグ・モルトの経済を支えていた、塩の山です。フランスの塩といえばブルターニュ地方の Guerande のが有名ですが、フランス南部のレストランでよくみたのは、ここで取れる Fleur De Sel de Camargue です。Aigues-Mortes のお土産屋で買いましたが、まだ味比べはしていません。暖かいフランス南部の塩と、大西洋の塩。味の違いはあるのでしょうか。

No comments: