October 27, 2008

フランス南部旅行:アルル

いよいよ Provence 地方に入りましたが、今回の旅行で訪れた最後のローマ都市になるのが、Arles。Amphithéâtre romain 円形闘技場、Théâtre antique 古代劇場、Thermes romains de Constantin コンスタンタン共同浴場などがあわせて Arles, monuments romains et romans としてユネスコ世界遺産に登録されています。とてもこじんまりした旧市街は、ローヌ川からの風が吹いて、真夏日でも少し涼しく感じ、散歩が快適でした。

Arles はまた画家の Van Gogh が1年ほど滞在したということでも有名です。私が大好きなひまわりの絵の一つを描いたのもここに滞在しているときだったそうですし、旧市街を歩いていると何箇所かゴッホが絵に描いた場所に遭遇します。彼が入院したことがある病院跡の Espace Van Gogh の中庭もそうで、花がたくさん咲いていてきれいに管理されていました。

さらに、Arles から南に数キロ行ったところには彼が描いて有名になり、現在はゴッホの橋と呼ばれている、跳ね橋が再現されています。
Arles はプロヴァンスとローマ都市の雰囲気が混ざっていているのが特有で、今回の旅行の前半のテーマであるローマ遺跡を締めくくるのに、最適でした。ここからはアヴィニョン→リュベロン地方→エクス・アン・プロヴァンス→マルセイユと行きました。

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