June が7ヶ月になったころから、近くのプールで Bébés nageurs へ通っています。直訳すると「赤ちゃんスイマー」ですが、基本的には、水に慣れさせるための水遊び。お風呂もあまり好きでない June ですが、最近ようやく慣れてきて、水の中で大泣きする回数は減りました。
日本ではオムツが取れないとプールに入れないようですが、フランスでは水中用のオムツが売っています。おしっこは通してしまうようですが、大きいのがもれるのを防ぐようです。
パリでこの Bébés nageurs クラスをいくつかの団体が開催しているようですが、我々が通っているのは、Archimède のです。2人のインストラクター(もう一人、ヘルパーがいます)に対し、4-8グループ(赤ちゃん+親、両親の場合がほとんど)がいます。プールは30度前後の温められています。
私は大学卒業するまで競泳をしていいました。June に水泳選手になって欲しいわけではないけれど、水を怖がる子どもにはなって欲しくないと思い、始めました。日曜の朝早く、毎週頑張っています。
January 17, 2010
Bébés nageurs
January 11, 2010
ode to my breastpump
You came to my house over a year ago, when I was getting ready to go back to work. You were disguised an a sleek black backpack. Not only did you accompany me on the daily commute on the Paris metro, you even came with me to Turkey and to the US. Yes, two international flights under your belt!
I no longer need you, as June is eating enough solids during the day, and now that she is over one year old, she is able to drink cow's milk during the day. The last pumping session was over two months ago, and the last of the frozen milk has now been drunk by June.
Thanks, breastpump. You helped maintain my milk supply , you saved my breasts from engorgement, and you allowed June to take small amounts of milk when I was unable to be with her. I can say with pride that except for the first week of her life in the hospital, June did not have to drink a drop of formula. I have been able to raise her on my breastmilk alone.
January 8, 2010
ステンドグラス 初めての作品
ずいぶん前のことですが、2009年2月に始めたステンドグラス、5月にようやく終わりました。途中写真を撮らなかったので工程を全て見せることができないのが残念。ガラスを切り終わった後は、やわらかい鉛でできたフレームにガラスをはめていきます。この過程は、どん
どん作品ができていくので、とても楽しく早く進むことができました。ここの一番の難関は、「工」の形をしているフレームをきちんと開けて、ガラスを入れること。つなぎめ(フレームとフレーム同士が交差する部分)は特に注意しなければなりません。
右の写真は、この作業に使うツール。
左の写真の真ん中にあるのは、鏡。壁の写真が映ってしまってちょっと見難いですね(ちなみに、壁の写真は全て、このアトリエで作られた作品)。さて、この作業が終わったら、すべてのつなぎ目をハンダゴテで固定しなければなりません。この工程もかなり大変。「ハンダゴテで作品がきれいになるか醜くなるかが決まる」
これが終わったら、全てをきれいに磨きます。
完了したこの鏡、リビングの窓に飾ることにしました。夕方になると日が入って、とてもきれいです。
さて、次はコーヒーテーブルを作ることにしました。これには曲線もあるので、うまくガラスが切ることができるかが不安です。
January 4, 2010
あけましておめでとうございます / Happy New Year / Bonne Année 2010
December 28, 2009
パリ最後のクリスマス
5年半住んだパリ、来春に発つことが決まりました。4月からはインドネシアのジャカルタ勤務になります。フィールドでの勤務経験を長い間希望していたので、とても楽しみです。そこで、パリ最後のクリスマス。我々はクリスチャンではないのですが、毎年この季節にお店に並ぶ美味しいものだけは満喫しています。今年はちょっと奮発して、3日に分けてご馳走にしました。
まず最初の日は牡蠣とエビ。フランスのオイスターは本当に美味しいのです。6年前、パリでのこの仕事のインタビューに来たとき初めてフランスのオイスターを食べ、「こんなにおいしいオイスターを食べられるのなら、この国に住んでもいいかな」と思ったのを覚えています(大学3年の時にパリ旅行へ来た際とても嫌な経験をしたので、もうこの国には来るもんか!と思っていたのですが)。オイスターは北のノルマンディー地方で養殖しているようです。また、パリの魚屋さんで並ぶえびは、マダガスカル産です。
次の日に作ったのは、トリュフのリゾット。トリュフは生まれて初めて食べました。とても香りが強いきのこです。1キロ1600ユーロしますが、普通は一人10グラムほどのようです。薄く切って、パルメザンチーズだけで味付けをしたリゾットの上に最後に乗せました。チーズは味があまり濃くないもの(マスカルポーネチーズなどの)のほうがいいようですね。スープはにんじんとキクイモ(この季節になると八百屋に良く並ぶ、Topinambourという根菜)のもの。あと、「いなかのパテ」(ぶたの内臓系のものです)とフォアグラ。 今年はフォアグラ用のパン(ナッツやドライフルーツが入っている)をモアザンで買いました。
3日目には、ほろほろ鳥を厚いホーロー鍋に入れて、オーブンでローストしたもの。このレシピは「ル・クルーゼで、つくりたい料理」という本の載っていたもので、とても簡単なので定期的にチキンで作っています。
そして忘れてはならないのが、クリスマスケーキ。去年は Pierre Herme のを買いましたが、今年は値上がりした(4人用で44ユーロ!)のと、ネットで予約できるケーキの種類が限られていたのとの理由で、 Lenotre のにしました。予約しなかったのですが、24日の朝10時ごろお店にいったらもうケーキやお惣菜を買うために待つ人で一杯。6種類くらいあった中、Mandarin というみかんとヘーゼルナッツ味のものにしました。4人用で36ユーロ。これは本当に美味しかったです。
さて、2回目のクリスマスを迎えた June ですが、今回は私達と一緒に、ほろほろ鳥、ポテト、リゾット(トリュフ抜き)、にんじんとキクイモのスープをたくさん食べました。最近とても食欲旺盛で、おいしそうにパクパク食べていました。
さて、来年のクリスマスは、インドネシア。イスラムの国ですが、キリスト教の祝日も休みだそうです。どのように祝うのでしょうね。
December 18, 2009
ホメオパシー
風邪を立て続けに引いてしまって体調が優れない。授乳を続けているので普通の薬はもちろん、いつも体調が悪いときに飲むハーブの薬も極力避けるようにしている。ということで初めて、ホメオパシーのお医者さんへ行ってきました。
パリでも規模が大きく優秀なホメオパシーの医者が集まっていると評判が高い Centre de Sante Hahnemann へ連絡。電話した二日後に予約が取れたが、ここは保険もきくし、小児科もあるので、待合室には結構待っている人が多かった(実際20分くらい待った)。
私を診てくれた先生は、蝶ネクタイをつけた年配の男の人。まず座ったら、「どうしましたか」という質問がユニーク。英語で言えば What can I do for you? ではなく、 What can I try to do for you? という風に、謙遜した感じでした。また、診察室にいる最中はずっと丁寧な口調(すべての質問の前に、s'il vous plaît と言う)。覚えている質問がいくつか:
- 咳は外にいる寒いときと、室内にいる暑いときと、どっちがでるか
- 喉の痛みは、つばを飲み込む前と、飲み込む後と、どちらがひどいか
- 鼻水はうすくて流れるような感じか、硬いかんじか
- 咳をした後に、耳が痛くなるか
- 鼻をかんだ後にも、まだつまっているような感じがあるか
- 喉が痛いときや咳をするときに、頭痛はするか
- 生理の始まりと、喉の痛みは、関係があるか
ん?と数秒考えないと答えられない質問が多かったですね。
処方されたレメディは、
朝
Mercurius Corrosivus (毎日)
Sticta Pulmonaria (月・水・金)
Corallium Rubrum (火・木・土)
夜
Capsicum Annuum (毎日)
Hydrastis Canadensis (月・水・金)
Kali Sulphuricum (火・木・土)
今回だけでなく、今後このように風邪になったら必要な時に飲む。さて、果たして効き目はあるのでしょうか。
最後の方に聞かれたのでびっくりしたのは:あなたは、几帳面(méticuleuse)な性格か?という質問。
さて、私はこの質問に何と答えたでしょうか?
November 19, 2009
The danger of a single story
A friend recently forwarded me the link to a very inspiring speech by one of my favourite authors: Chimamanda Adichie, whose novel, Half of A Yellow Sun, I reviewed over a year ago.
What really rang true was what she said about stereotypes:
The single story creates stereotypes. And the problem with stereotypes is not that they are untrue, but that they are incomplete. They make one story become the only story.
It is so easy to fall into this pitfall, because it is so easy to read, understand, and believe in, one story. Not succuumbing to stereotypes means going through the trouble of reading multiple stories, in order to capture diversity.
As I embark on a new voyage next year, I must remind myself constantly of this danger.
I also must do everything I can, to make sure that the things I introduce to June, all books I give her, tell multiple stories.